2007年3月16日金曜日

1.あなたと相手が、胸と胸でつながっているという意識を持ちながら話をする

 大好きな彼に、あなたのことを好きになってほしいですか? 相手の気持ちをこちらに向けさせ、親しみを持たせる裏技があります。 相手と胸でつながっている意識を持ちながら話をするだけで、どんどん仲良くなれるのです。
 私たちには、実際の肉体とは無関係に、あたかもそこに何かがあるかのように感じられる部位があります。 有名なところでは、丹田があります。臍の十センチほど下で、中に少し入ったところにあるとされていますが、そこに具体的な臓器があるわけでもなければ、特別な組織が存在するわけでもありません。あくまでも〈意識〉です。 武術やスポーツの世界ではおなじみの正中線もそうです。体の中心をなす一線ですが、背骨とぴったり一致するわけではありません。やはり〈意識〉です。 このような存在は、総称的に〈意識体〉と呼ばれています。 もっと仲良くなりたいなら、胸の意識体を使いましょう。使い方は今から説明しますから、できるだけ正確に実行してください。 まず、自分の心臓を意識します。難しかったら、手を当てて鼓動を感じてみるといいでしょう。握りこぶし大の熱いかたまりがそこにあるとイメージします。 続いて、彼の心臓を意識します。同じように、熱いかたまりがそこにあるのをイメージしましょう。 この二つの心臓がつながっている様子を、できるだけリアルに想像します。 自分の心臓から熱くて赤い線がぐーっと伸びて、相手の心臓とつながる感覚です。彼のほうからもぐーっと迎えに来てくれるとイメージしましょう。心臓の大きさと同じくらいの太い線がイメージできれば最高です。 意識体はトレーニングによってどんどん上達しますから、最初からうまくいかなくても、がっかりすることはありません。 意識体は、顕在意識的には知覚されませんが、潜在意識にしっかり働きかけますから、彼と話すときは必ず胸同士をつなぎましょう。
「こんなに深く思っているのに」と、思いをわかってくれない相手を責める人がいます。「まったく男って鈍感なんだから」と嘆く人も。 気持ちはわかりますが、それはお門違いというものです。新聞が届かなかったら、それは新聞屋さんや配達員の責任でしょう。思いが届かなかったら、伝え方に問題があるのです。 見方を変えれば、「伝え方によっては必ず届く」ということです。どんなに鈍感な男だろうと、胸の意識体を使って相手とつながれば、ちゃんと気持ちは届くのです。 もちろん、届いたとしても、その思いを彼が受け入れてずっと大切にしてくれるかどうかは、あなたの魅力にかかっています。ですから、〈イイ女〉修行で妥協してはいけません。 本書は、潜在意識レベルで成長し、イイ女になっていくための本ですから、繰り返し読んでください。 それが〈イイ女〉修行の基本です。
 ふだんから魅力アップの努力を怠らないのは当たり前ですが、せっかく高めた魅力は、意識体を最大限に活用してアピールしましょう。 本物の魅力を前にしたら、彼はあなたに降伏するほかありません。モテる女になりましょう。

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