2007年4月30日月曜日

腰をちょっと後ろに反るだけで…

 椅子に座ったとき、腰が丸まってしまう人がいます。 あなたはどうですか? もったいない。女としての外見的な魅力を著しく損ねてしまいます。 反対に、腰を後ろに反ってみて。 そう、それが素敵な腰です。
 街や駅など、人通りの多いところで、行き交う人たちを観察してみましょう。 注目のポイントは、腰。背中から腰にかけてのラインを見てください。 反っている人と、丸まっている人がいます。もちろん、その度合いはさまざまですし、「ほぼまっすぐ」という人もいますが、印象としては「反っているか、丸まっているか」のどちらかに分類できるはずです。 どちらがカッコイイですか? 反っているほうが、明らかにカッコイイ。 腰は反るほどに伸びているのが自然だからです。 ほかの動物を思い出してみてください。腰が丸まっている動物はいますか?  恐怖に襲われた犬? 確かに、異常事態においては一時的に腰が丸まることがありますが、でも通常は伸びています。 腰が丸まってしまう姿勢は、直立二足歩行を獲得した人類が、付随的に取り入れてしまった不自然な姿勢なのです。 もっとも、腰の反り具合があまりに急激だと、腰痛の原因になります。何事も極端はいけません。
 腰を丸めた姿勢は、女の色気にとっても敵です。 浴室で体を洗っていると想像してください。想像ではなく、実際に今夜やってみてもいいでしょう。 両足の裏を床にぺたんとつけて、いわゆる「しゃがむ」姿勢で、首を前に倒して髪をがしゃがしゃ洗う。こうすると、腰が曲がります。 今度は、片膝立ちになって、腰を伸ばし、上半身をまっすぐに起こして、体を洗う。 どちらが色っぽいですか? 圧倒的に後者でしょう。 腰を伸ばすと、体幹部(胴体)とお尻が分化します。簡単にいうと、「ここがお尻」とわかるのです。 腰を丸めると、背中から腰、お尻にかけて、一体化してしまいます。魅力的な体を持った色っぽい存在ではなく、「なんかどっしりした、丸っこいかたまり」になってしまうのです。「ここがお尻」ではなく、「だいたいこのへんがケツ」という感じ。お尻はちゃんと分化していないといけません。 お尻の分化を際だたせるという意味では、ウエストがくびれていることも非常に重要だとわかるでしょう。ウエストのくびれは、妊娠していない証拠でもあります。 オスは「できるだけ種をまきたい」という播種本能がありますが、ムダとわかっている種まきはしません。ですから、基本的に妊婦に対しては欲情しないようにできているのです。 この点については、自分の体型を育てていく上できわめて重要なので、また詳しく後述します。 それから、勘違いされることが多いので今のうちにお話ししておきますが、「本能レベルで訴えかける要素」と「現実の個人的事情」はまったく無関係です。「もう妊娠する年齢じゃないし」とか「病気で子宮を摘出したから妊娠はしないし」という理由で、自分には当てはまらないと思ってしまうケースがありますが、「腰のくびれ=魅力」という関係はそんな個人的事情とは関係なく男性の潜在意識に働きかけます。 ですから、夢中にさせたいなら、ウエストをしぼり、腰を反って、お尻を分化させることが大切なのです。
 このように、腰は健康にとっても外見にとっても、きわめて重要な部位です。 いつもちゃんと伸ばし、少し後ろに反るような気持ちでいるだけで、実に魅力的に見えるのです。
 オナニーのときにも、腰を後ろに動かすようにすると、ウエストがセクシーにくびれますよ。

2007年4月2日月曜日

子育て能力の高さを誇示しよう

 彼とケンカするとき、どんなふうに振る舞いますか? 牙を剥きだして、「あんたって最低。謝ってよ」と怒鳴るタイプ? それとも、「私、悲しい」とうつむくタイプ? 今後もうまくやっていきたいなら、ケンカの内容にかかわらず、後者のタイプが有効です。 攻撃をして、たとえその場は「わかったわかった。おれが悪かった」と収まっても、長期的には何の得にもならないのは、実は理由があるのです。
 好きな男性の気を引きたいなら、忘れてはならない方針があります。「女としての能力の高さをアピールする」ことです。 たとえば、会社を経営している女性は、確かに優秀でしょう。でも、それだけでは、女としての魅力は伝わりません。ふだんはバリバリ仕事をこなしているのに、ふと細やかな気遣いを見せたときに、「わっ、イイ女」と感動されるのです。 強さよりも繊細さのほうが、男の本能をくすぐるのです。 そして、瞬発力よりも、持久力です。何かを長く続ける能力は、女としての能力の高さをアピールします。潜在意識的に、子育て能力の高さとして伝わるからです。 脚が速くてもいい。腹筋が割れていてもいい。ただ、それに加えて、「女としての能力の高さ」をアピールすることが、女として意識してもらうコツなのです。
 反対に、女性としての能力を疑わせてしまうのが、攻撃性です。 確かに、子育てに攻撃性は必要ありません。家族という集団を和やかに維持するにも、攻撃性は要りません。むしろ有害です。 彼とケンカをすることはありますか? どんなケンカをしますか? ケンカにもやり方があります。長期的に見て、二人の関係にマイナスになるようなケンカは、してはいけません。「なぜケンカをするのか」を考えれば、わかるはずです。二人の関係が大事だと思うからこそ、ケンカをするのです。 その意味で、攻撃性を示すのは損です。攻撃性はきわめて男性的な性質です。攻撃性が強ければ強いほど、女としての魅力が低く感じられるのです。 ケンカをする理由を考えれば、恫喝して相手を震え上がらせても、「なんか、イイ女じゃないよな」と思われたら負けです。 ケンカのときは、「あんた、どうしてくれんのよ」と相手を攻撃するのではなく、「悲しい」と自分の心情を吐露するのが賢明です。 攻撃性の爆発は、癖になります。攻撃をせずにいれば、時間はかかりますが、自分の中から攻撃性が少しずつ減っていきます。「イイ女だ」と思ってほしいなら、攻撃性はないに越したことはありません。
 攻撃性を減らして、〈女の武器〉に磨きをかけましょう。 女の武器というと、すぐに色仕掛けを連想する人がいますが、本当の女の武器は、そんなものではありません。 本当の女の武器は、持久力と繊細さです。個人差はありますが、一般的に男性が女性にどうしてもかなわないのが、この二つの能力です。 相も変わらずに淡々と何かを続ける能力と、細やかな気配りをする能力を磨けば磨くほど、イイ女であると印象づけることができます。