2007年4月2日月曜日

子育て能力の高さを誇示しよう

 彼とケンカするとき、どんなふうに振る舞いますか? 牙を剥きだして、「あんたって最低。謝ってよ」と怒鳴るタイプ? それとも、「私、悲しい」とうつむくタイプ? 今後もうまくやっていきたいなら、ケンカの内容にかかわらず、後者のタイプが有効です。 攻撃をして、たとえその場は「わかったわかった。おれが悪かった」と収まっても、長期的には何の得にもならないのは、実は理由があるのです。
 好きな男性の気を引きたいなら、忘れてはならない方針があります。「女としての能力の高さをアピールする」ことです。 たとえば、会社を経営している女性は、確かに優秀でしょう。でも、それだけでは、女としての魅力は伝わりません。ふだんはバリバリ仕事をこなしているのに、ふと細やかな気遣いを見せたときに、「わっ、イイ女」と感動されるのです。 強さよりも繊細さのほうが、男の本能をくすぐるのです。 そして、瞬発力よりも、持久力です。何かを長く続ける能力は、女としての能力の高さをアピールします。潜在意識的に、子育て能力の高さとして伝わるからです。 脚が速くてもいい。腹筋が割れていてもいい。ただ、それに加えて、「女としての能力の高さ」をアピールすることが、女として意識してもらうコツなのです。
 反対に、女性としての能力を疑わせてしまうのが、攻撃性です。 確かに、子育てに攻撃性は必要ありません。家族という集団を和やかに維持するにも、攻撃性は要りません。むしろ有害です。 彼とケンカをすることはありますか? どんなケンカをしますか? ケンカにもやり方があります。長期的に見て、二人の関係にマイナスになるようなケンカは、してはいけません。「なぜケンカをするのか」を考えれば、わかるはずです。二人の関係が大事だと思うからこそ、ケンカをするのです。 その意味で、攻撃性を示すのは損です。攻撃性はきわめて男性的な性質です。攻撃性が強ければ強いほど、女としての魅力が低く感じられるのです。 ケンカをする理由を考えれば、恫喝して相手を震え上がらせても、「なんか、イイ女じゃないよな」と思われたら負けです。 ケンカのときは、「あんた、どうしてくれんのよ」と相手を攻撃するのではなく、「悲しい」と自分の心情を吐露するのが賢明です。 攻撃性の爆発は、癖になります。攻撃をせずにいれば、時間はかかりますが、自分の中から攻撃性が少しずつ減っていきます。「イイ女だ」と思ってほしいなら、攻撃性はないに越したことはありません。
 攻撃性を減らして、〈女の武器〉に磨きをかけましょう。 女の武器というと、すぐに色仕掛けを連想する人がいますが、本当の女の武器は、そんなものではありません。 本当の女の武器は、持久力と繊細さです。個人差はありますが、一般的に男性が女性にどうしてもかなわないのが、この二つの能力です。 相も変わらずに淡々と何かを続ける能力と、細やかな気配りをする能力を磨けば磨くほど、イイ女であると印象づけることができます。

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